書誌事項

「歳時記」の真実

石寒太著

(文春新書, 143)

文藝春秋, 2000.12

タイトル読み

サイジキ ノ シンジツ

大学図書館所蔵 件 / 53

注記

参考文献: p214

内容説明・目次

内容説明

「歳時記」は俳句をつくる人のための手引であるが、それ以上に、日本人の知恵と風土と習慣に根ざした言葉の小筺である。「歳」は年、「時」は季節を意味し、文字通り一年の季節の移り変わりを示した記事だが、そこに登場するのは、花や鳥のさえずり、時雨や野分といった自然現象ばかりでなく、節句や七夕といった行事、食べ物や衣類、道具や遊びなど多岐にわたっている。つまり、歳時記を知ることは、日本人の暮らしや歴史を知ることでもあるのだ。

目次

  • 春(年内に立春がきてしまう、旧暦の矛盾;彼岸は極楽浄土、此岸は現世のこと ほか)
  • 夏(十日で竹の子、十日で竹になる;唐獅子牡丹は、どういう組み合わせ? ほか)
  • 秋(お盆は、母を救う優しい子の心に由来;朝顔は、どうして秋の季語になったのか ほか)
  • 冬(芭蕉の忌日は、なぜ時雨忌というのか;木枯らしは、冬の吹きはじめの風 ほか)
  • 新年(除夜詣と初詣は同じか、ちがうか?;地方によって、材料・調理法がちがう雑煮 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA49733247
  • ISBN
    • 4166601431
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    214p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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