農林族 : 田んぼのかげに票がある
著者
書誌事項
農林族 : 田んぼのかげに票がある
(文春新書, 146)
文藝春秋, 2000.12
- タイトル読み
-
ノウリンゾク : タンボ ノ カゲ ニ ヒョウ ガ アル
大学図書館所蔵 件 / 全89件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献一覧: p229-230
内容説明・目次
内容説明
かつて米価決定劇で派手な立ち回りを演じて「ベトコン」などと呼ばれた農林族。農年物価格の決定に市場原理が幅を利かすようになった現在、公共事業誘致に「口利き」をすることに活路を見出している。農業を守るとの大義名分の下に農業を歪めてきた彼らは、日本の農業をどこへ持って行こうとしているのか。前著『コンビニファミレス回転寿司』で現代日本の「食」の風景を見事に描いた著者が、農業と政治の間に横たわる深い闇に挑む。
目次
- 第1章 口利きが票を集める
- 第2章 理屈はあとで考えろ—混乱の米価劇
- 第3章 農林議員たちの系譜
- 第4章 北の国の選挙戦
- 第5章 実績が組織に勝った
- 第6章 使った補助金百二十億円
- 第7章 農地整備をめぐる政治地図
- 第8章 叩かれてもなお、公共事業
- 第9章 農業のため?政治のため?
- 第10章 どこへゆく農林議員
「BOOKデータベース」 より