イグジステンズ
著者
書誌事項
イグジステンズ
(竹書房文庫)
竹書房, 2000.4
- タイトル別名
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eXistenZ
- タイトル読み
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イグジステンズ
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注記
デビッド・クローネンバーグの脚本をもとに小説化
内容説明・目次
内容説明
“イグジステンズ”…それは究極の体感ゲーム。未来、人々の最大の娯楽は脊髄に生体ケーブルを直結してプレイする究極のバーチャル・リアリティゲームにあった。このゲーム業界において最大のスターである美貌の天才ゲーム・デザイナー、アレグラ・ゲラーは、滅多に人前に姿を現すことはないのだが、アンテナ社の極秘新作発表会場で自身のプログラムした新作ゲーム“イグジステンズ”の体験プレイのために珍しく会場にやって来ていた。会場から選ばれたモニター全員が両生類の有精卵で出来た“ゲームポッド”に接続を済ませ、ゲームに入り込んだ時、突然最前列にいた男が、持参したゲームポッドの中から動物の死骸で出来た奇妙な銃を取り出し、プレイ中のゲラーに向けて「“イグジステンズ”に死を!魔女アレグラ・ゲラーに死を!」と言うなり発砲、彼女に重傷を負わせたのであった。大混乱の中、会場の責任者であるウィトルド・レヴィも凶弾に倒れるが、意識が遠のく間際、たまたま居合わせた見習社員のテッド・ピケルにゲラーを連れて逃げるように指示を出す。「彼女を守れ。誰も信用するな…」何も解らないまま逃亡するピケルとゲラー。なぜ狙われたのか?いったい誰が敵で、誰が味方なのか?これは本当に現実なのか?そして、勝者は?倒錯する世界で、すべての謎は“イグジステンズ”へとつながって行く…。
「BOOKデータベース」 より