「隠れたる神」の痕跡 : ドイツ近代の成立とヘルダリン

書誌事項

「隠れたる神」の痕跡 : ドイツ近代の成立とヘルダリン

仲正昌樹 [著]

世界書院, 2000.12

タイトル別名

隠れたる神の痕跡

タイトル読み

カクレタル カミ ノ コンセキ : ドイツ キンダイ ノ セイリツ ト ヘルダリン

電子リソースにアクセスする 全1

大学図書館所蔵 件 / 65

この図書・雑誌をさがす

注記

文献: p515-520

内容説明・目次

内容説明

ヘルダリンの詩的エクリチュールの「中心」(世界は根源なき深淵)を外れた軌跡は、絶対者(神)に対し距離を取りながら(また自我の専制と最終審級の留保の境位)、その「痕跡」をたどらざるをえなかった(テロスなき無限に生成するポエジーの翼を言語の限界から限界の言語へ脱中心的に拡散してゆく詩想的差延運動)“近代”という悲劇(暗黒の夜)の象徴である。

目次

  • 序章 ポスト・モダンとヘルダリン
  • 1章 ヘルダリンの危機意識と近代合理主義
  • 2章 ドイツ観念論とヘルダリンの「根源」の思想
  • 3章 ヘルダリンの言語哲学
  • 4章 ハイデガーのヘルダリン解釈をめぐって
  • 5章 ヘルダリンのドイツ性と祖国的転回
  • 6章 へーゲルとヘルダリン
  • 終章 「近代」の限界とヘルダリン

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA49902195
  • ISBN
    • 4792721229
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    522p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ