昭和・遠い日近いひと
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昭和・遠い日近いひと
(文春文庫, [さ-7-21])
文藝春秋, 2000.12
- タイトル読み
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ショウワ トオイ ヒ チカイ ヒト
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内容説明・目次
内容説明
治安維持法下に非命の死を遂げた川柳人、鶴彬とその足跡を辿ることに半生を賭けた男の執念。松川裁判に奔走した作家、広津和郎の私生活の修羅。シベリアに八年間抑留された鹿野武一がラーゲリから妻に書き送った手紙。—有名無名の九人の男と女が紡いだ必死の生とその果ての様々な死から昭和の闇を解く。
目次
- 治安維持法下の愛と死
- 「父いづこ」という環
- 反戦川柳作家、鶴彬
- 「太田伍長の陣中手記」以後
- アッツ島玉砕者のたより
- 占領下の花、鈴木しづ子
- 広津和郎、男としての誠実
- 山村農家の母の自死
- シベリア抑留八年夫と妻
「BOOKデータベース」 より