爛熟する女と男 : 近世
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書誌事項
爛熟する女と男 : 近世
(藤原セレクション, . 女と男の時空 : 日本女性史再考 / 鶴見和子[ほか]監修||オンナ ト オトコ ノ ジクウ : ニホン ジョセイシ サイコウ ; 7-8)
藤原書店, 2000.11
- 上
- 下
- タイトル別名
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Time space of gender : redefining Japanese women's history (Early modern)
- タイトル読み
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ランジュク スル オンナ ト オトコ : キンセイ
大学図書館所蔵 件 / 全93件
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上367.21||O66||7,367.21||O66||7802006699,804093121,
下367.21||O66||8,367.21||O66||8802006704,804093130 -
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注記
参考文献一覧: 下p523-543
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784894342064
内容説明
徳川幕府のもと、太平の世が続いたいわゆる江戸時代。身分制度秩序のなかで、女性の顔が見えにくい時代ともいわれる。自然の理として男女の役割が引き受けられて「家」意識は一般化、女訓書による女性教化が進む。しかし一方、これまでの歴史から抜け落ちてきた関係存在としての女と男を、民衆宗教や芸能に、江戸女流文学に見ることで「爛熟する女と男」の近世を描き出す。
目次
- 1 心性の諸相—宗教・文芸・教化(芸能における女性;民衆宗教における女性;江戸の出版にみる女性像—浮世絵師・渓斎英泉を中心に;江戸女流文学史の試み;上杉鷹山の女子教訓—教化の諸相;ことわざと女性史)
- 2 家・婚姻の基層(家と婚姻の基層を探る—第2部のはじめに)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784894342071
内容説明
徳川幕府のもと、太平の世が続いたいわゆる江戸時代。身分制度秩序のなかで、女性の顔が見えにくい時代ともいわれる。これまでの歴史から抜け落ちてきた関係存在としての女と男を、アイヌの口承伝承に、生活空間や食文化と社会関係に、情報としての浮世絵に、子をめぐる生と死のありように見ることで「爛熟する女と男」の近世を描き出す。
目次
- 2 家・婚姻の基層(仮名草子にみる女性の家族と仕事;「子返し・子まびき」論と婚姻規範;幕末期の婚姻と離婚—『全国民事慣例類集』の陳述より)
- 3 庶民生活に交錯する陰影と自在(女性の生活空間—各階層をめぐって;近世捨子史考—加賀藩の事例を中心に;江戸時代の食文化;アイヌ女性の心性)
「BOOKデータベース」 より