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中世寺院史料論

永村眞著

吉川弘文館, 2000.12

タイトル読み

チュウセイ ジイン シリョウロン

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内容説明・目次

内容説明

中世の寺院社会は、世俗社会と不断に関わりつつ存続する過程で、多くの史料を残してきた。寺院史料を寺院社会という本来の場に戻して検討を試み、その組織構造を踏まえた寺院史料の生成・機能を多角的に論ずる。

目次

  • 1 寺院史料の成立とその特質(寺院史料の生成と機能;寺院文書論—「根来要書」を素材として;寺院聖教論—東大寺実弘撰述聖教を素材として)
  • 2 法会の史料・修学の史料(法会と文書—興福寺維摩会を通して;表白・自謙句・番句;論義と聖教—「恵日古光鈔」を素材として;修学と論義草—宗性筆「法勝寺御八講疑問論義抄」を通して;修法と聖教—太元帥法を通して;「印信」試論—主に三宝院流印信を素材として;寺院史料論の総括と課題)

「BOOKデータベース」 より

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