風の現象学と雰囲気
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風の現象学と雰囲気
晃洋書房, 2000.12
- タイトル読み
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カゼ ノ ゲンショウガク ト フンイキ
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内容説明・目次
内容説明
本書では、風、風土、雰囲気、気分、「気」などの相互の関連を考察し、“風の現象学”という方向で思想をまとめている。フッサールと、ハイデッガーやシュミッツとの架橋の試みであり、地球環境問題や、政治哲学に関わる問題群に関わる論文、ギリシャ哲学との対決を試みた論文をも収めた。
目次
- 第1部 風の現象学と雰囲気(気の哲学と雰囲気—「風の現象学」の試み;物の現われと準物体—夜と風の現象学のために ほか)
- 第2部 構造論的現象学の視点から見た比較文化論の試み(間・文化的不変更体と変更する諸項;ヨーロッパ中心主義、ヨーロッパ中心体制、脱ヨーロッパ化—構造論的‐現象学的考察)
- 第3部 政治の現象学(マキアヴェリと現象学—政治の現象学の一つの可能性;世界の家政管理の思想と環境危機—構造論的‐現象学的究明)
- 第4部 哲学の伝統との対決(人間世界の法律と神の唯一の法—ヘラクレイトスの断片114の構造論的‐現象学的解釈;諸々の形相の網—プラトン『ソフィステース』における構造論的思惟)
「BOOKデータベース」 より