変成譜 (へんじょうふ) : 中世神仏習合の世界
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書誌事項
変成譜 (へんじょうふ) : 中世神仏習合の世界
春秋社, 2000.9
- : 新装版
- タイトル別名
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変成譜 : 中世神仏習合の世界
- タイトル読み
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ヘンジョウフ : チュウセイ シンブツ シュウゴウ ノ セカイ
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注記
引用資料所収一覧: p381-383
内容説明・目次
内容説明
中世の目眩く豊穣へ。熊野詣、修験神楽、法華経注釈、即位灌頂など、中世神仏習合の多彩な展開を解読し、心身と世界のドラスティックな変革=“変成”の壮大な宗教運動を蘇らせる、最前線の論考。
目次
- 1 苦行と救済・中世熊野詣の宗教世界—浄土としての熊野へ(葬送としての熊野詣;聖地と救済の構造)
- 2 擬死と再誕・大神楽「浄土入り」—奥三河の霜月神楽をめぐって(大神楽の宗教思想—『御神楽日記』を読む;浄土入りの装置;浄土への旅立ち;浄土での行い—「注連の本戒」を読む)
- 3 本覚の弁証法・龍女の成仏—『法華経』龍女成仏の中世的展開(幻の「龍畜経」を求めて—『平家物語』「灌頂巻」から;龍女の原像—「提婆品」の彼方へ成仏のドラマトゥルギー)
- 4 人獣の交渉・異類と双身—中世王権をめぐる性のメタファー(双身の神智学;辰狐のイコノグラフィー)
「BOOKデータベース」 より