近世能楽史の研究 : 東海地域を中心に

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近世能楽史の研究 : 東海地域を中心に

飯塚恵理人著

(椙山女学園大学研究叢書, 1)

雄山閣出版, 1999.2

タイトル読み

キンセイ ノウガクシ ノ ケンキュウ : トウカイ チイキ オ チュウシン ニ

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内容説明・目次

内容説明

近世以来経済的に豊かで、芸道が盛んであった東海地域の能楽について、尾張藩御役者の家代々の事蹟や、名古屋の寺社や町方で行われた翁舞・仙助能・女能などの芸態を中心に、地元に残る史料を駆使し、綿密に考察。民俗文化史、地域文化史にかかわる能楽史研究の基礎を拓く画期的な労作。

目次

  • 東海地域能楽史の研究とその意義
  • 第1部 尾張藩御役者の事蹟をめぐって(金春八左衛門家・林家(金春喜左衛門家)の代々;金春流より宝生流に流転させられた家;金剛流寺田家年譜考;観世流木下家年譜考;平岩加兵衛家年譜考;明治維新期における尾張藩御役者の境遇)
  • 第2部 東海地域における市井の能楽(熱田神宮と能役者;『龍口寺霊宝開帳記 附録』に観る「仙助能」の芸態;『女謡曲採要集』に観る名古屋の女能;熊野本宮大社の能楽;本研究で得られた成果と今後の課題)
  • 資料編

「BOOKデータベース」 より

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