平和か戦争か
著者
書誌事項
平和か戦争か
(サン=テグジュペリ・コレクション / [サン=テグジュペリ著] ; 山崎庸一郎訳, 5 . 戦時の記録||センジ ノ キロク ; 1)
みすず書房, 2001.1
- タイトル別名
-
Écrits de guerre 1939 - 1944 avec la lettre à un otage
- タイトル読み
-
ヘイワ カ センソウ カ
大学図書館所蔵 件 / 全162件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
原著 (Paris : Gallimard, 1982) の翻訳
内容説明・目次
内容説明
“戦時の記録”全3冊は、ミュンヘン協定(1938)の直後にはじまり、第二次大戦勃発後のサン=テグジュペリの最後の日々をたどる。その第1巻である本書は、33‐2飛行大隊の一員として任務に赴いたのち、パリ占拠とヴィシー政府の樹立、独仏休戦を経て、動員解除を受けてアメリカへ渡り、かの地で合衆国参戦を迎えるまでを収める。ニューヨークのフランス人社会のなかで、ドゴール派とヴィシー派の抗争に巻き込まれながら、サン=テグジュペリはつねに、政牲や党派を超えて「尖塔をそびえ立たせた大聖堂の一つ一つの石材となるべき」人間と、その人間の肉体と精神をはぐくむ母胎としての文明の運命に思いを寄せた。のこされた覚え書や手紙、また、レオン・ヴェルトやアン・モロウ・リンドバーグをはじめ、彼をめぐる人々による証言が、当時のサン=テグジュペリの面影を生彩豊かに伝える。
「BOOKデータベース」 より