見果てぬ夢「明石原人」 : 考古学者直良信夫の生涯
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見果てぬ夢「明石原人」 : 考古学者直良信夫の生涯
(角川文庫, 10978)(角川文庫ソフィア, 244)
角川書店, 1999.3
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ミハテヌ ユメ アカシ ゲンジン : コウコガクシャ ナオラ ノブオ ノ ショウガイ
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Description and Table of Contents
Description
貧困と不遇に苦しみながらも、片時も学問への情熱を失わなかった直良信夫。数奇な運命によって再会した女性教師が、彼の妻となり、考古学への道を支える。彼が発見した明石人骨は、当時の学界には認められないまま空襲で焼失。戦後、写真と石膏模型によって「明石原人」として脚光を浴びるが、のちに人類学者から否定され、発掘調査を待つことになる。父・信夫の「夢」を母とともに支えつづけた娘の視点から彼の生涯をたどり、たび重なる苦難を乗り越えて戦前、戦後を生き抜いた家族の姿を描く。
Table of Contents
- 序章 受賞そして訣れ
- 第1章 少年時代
- 第2章 ひたむきな向学心
- 第3章 音先生との結婚
- 第4章 明石人骨の発見
- 第5章 考古学者への道
- 第6章 失われた化石人骨
- 第7章 「明石原人」の誕生
- 第8章 博士号の取得
- 第9章 最後の講義
- 第10章 封じこめた夢
- 終章 「明石原人」は「旧人」
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