隋唐の国際秩序と東アジア
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隋唐の国際秩序と東アジア
(歴史学叢書)
名著刊行会, 2001.1
- タイトル読み
-
ズイ トウ ノ コクサイ チツジョ ト ヒガシアジア
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内容説明・目次
内容説明
本書は、隋唐の礼的国際秩序と外交政策とを中心に、国書・王号・爵号・遣使等を論じた著者の実証的論文の集成であるが、論証の筆は隋唐時代の西域も含む周辺諸国のみならず、漢代の公印制度にまで及んでいる。
目次
- 序章 隋唐国際関係研究の諸問題
- 第1章 中国皇帝と周辺諸国の秩序
- 第2章 二・三世紀の東アジア世界
- 第3章 隋唐交代と東アジア
- 第4章 唐代の国際文書形式
- 第5章 唐代冊封制一斑—周辺諸民族における「王」号と「国王」号
- 第6章 唐代の異民族における郡王号—契丹・奚を中心にして
- 第7章 唐代国際関係における日本の位置
- 第8章 唐朝より見た渤海の名分的位置
- 第9章 突厥の冊立をめぐる諸問題
- 付論1 中国から見た渤海国
- 付論2 倭人と漢字
- 付論3 漢代蛇鈕印に関する覚書—最近の蛇鈕印研究に寄せて
- 付論4 中国西北の蛇鈕印
「BOOKデータベース」 より