プライバシーと出版・報道の自由
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書誌事項
プライバシーと出版・報道の自由
(青弓社ライブラリー, 12)
青弓社, 2001.2
- タイトル別名
-
プライバシーと出版報道の自由
- タイトル読み
-
プライバシー ト シュッパン ホウドウ ノ ジユウ
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注記
引用・参考文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
表現の自由とプライバシーの問題では、報道する側=加害者、報道される側=被害者という一面的図式の思考は不毛であり、個々の場合に応じた慎重な思考が必要である。本書では、表現の自由とプライバシー権のせめぎあいの歴史的な経緯を再確認したうえで、「犯罪報道とプライバシーの保護」「小説とプライバシーと表現の自由」「芸能人とプライバシー」の3つの視点から論考を提起、出版・報道の本質にかかわる問題として、表現の自由とプライバシー保護はいかにあるべきか、再考を促す。
目次
- プライバシー権の起源と日本の法体系における位置づけ
- 第1部 犯罪報道とプライバシーの保護(少年法の精神と匿名報道主義理論;報道の自由と名誉・プライバシーとの調整;出版・表現の自由とプライバシー;出版による被害に対する救済)
- 第2部 小説とプライバシーと表現の自由(柳美里プライバシー裁判の真実;『石に泳ぐ魚』東京地裁判決を考える—プライバシー・名誉・差し止め判断をめぐって;柳美里氏の小説、出版差し止め判決をめぐって)
- 第3部 芸能人とプライバシー(プライバシー報道—自由なアメリカ、禁止のフランス;芸能人にプライバシーはない!!;芸能マスコミと出版・販売の自由;ワイドショーと“芸能人”情報の商品化)
「BOOKデータベース」 より