書誌事項

蒙古襲来

網野善彦著

(小学館文庫)

小学館, 2001.1

タイトル読み

モウコ シュウライ

注記

参考文献: p606-609

年表: p599-604

内容説明・目次

内容説明

二度にわたるモンゴル軍の来襲は、鎌倉幕府にとっても、御家人・民衆にとってもこれまでにない試練だった。幕府内部の権力争いは激化し、天皇とその周辺も幕府打倒へと動いた。農村・漁村・都市の分化など、社会も大きく動いていた。古代から中世にかけて、「遍歴する非農業民」の存在を重視する著者が、新視点で切りこんだ新しい中世像。

目次

  • 飛礫・博奕・道祖神—はじめに
  • 「撫民」と専制
  • 二つの世界、二つの政治
  • 「蒼い狼」の子孫
  • 文永の役
  • 建治元年—日本
  • 弘安の役
  • 弘安の「徳政」と安達泰盛
  • 百姓と「職人」
  • 訴人雲霞のごとし
  • 転換する社会
  • 鎌倉幕府の倒壊
  • 13世紀後半の日本

「BOOKデータベース」 より

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