利休道歌に学ぶ
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利休道歌に学ぶ
(裏千家学園公開講座)
淡交社, 2000.11
- タイトル読み
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リキュウ ドウカ ニ マナブ
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内容説明・目次
内容説明
その道に入らんと思ふ心こそ我身ながらの師匠なりけれ—茶道具・お点前の心得から茶の湯の心まで、利休居士の教えを和歌であらわした利休道歌を、筆者の豊かな茶の湯の体験を通して一首ごとにわかりやすく解説する。茶の湯を志す方々への心の一冊。
目次
- その道に入らんと思ふ心こそ我身ながらの師匠なりけれ
- ならひつつ見てこそ習へ習はずによしあしいふは愚かなりけり
- こころざし深き人にはいくたびもあはれみ深く奥ぞ教ふる
- はぢをすて人に物とひ習ふべし是ぞ上手の基なりける
- 上手にはすきと器用と功積むとこの三つそろふ人ぞ能くしる
- 点前には弱みをすててただ強くされど風俗いやしきを去れ
- 点前には強みばかりを思ふなよ強きは弱く軽く重かれ
- 何にても道具扱ふたびごとに取る手は軽く置く手重かれ
- 点前こそ薄茶にあれと聞くものを麁相になせし人はあやまり
- 濃茶には点前をすてて一筋に服の加減と息をちらすな〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より