発熱頌
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発熱頌
書肆山田, 2000.8
- タイトル読み
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ハツネツショウ
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内容説明・目次
内容説明
解剖学者のためらうことのない手さばきで記憶と未来を限界までの砕片に腑分けする。生存と死亡の境は確定されるだろうか。測量を開始すべき地をさがして迷い子になってしまった測量技士である私たちはおぼつかない視線でそれら砕片を再構築するだろう。透けて見えるように思われるのは、—悪夢のような仮死と残酷な時の疾駆、翳りのない光の朝。死のない生、死とへだてられない生。
目次
- 発熱
- 鸚鵡
- 交歓
- 罌粟
- 蜜月
- 死者
- 城館
- 誘惑
- 消滅
「BOOKデータベース」 より