図説刑罰具の歴史 : 世界の刑具・拷問具・拘束具
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図説刑罰具の歴史 : 世界の刑具・拷問具・拘束具
明石書店, 2001.1
- タイトル別名
-
刑罰具の歴史 : 図説
図説刑罰具の歴史 : 世界の刑具拷問具拘束具
- タイトル読み
-
ズセツ ケイバツグ ノ レキシ : セカイ ノ ケイグ ゴウモング コウソクグ
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注記
主要引用参照文献・略称: p304-310
内容説明・目次
内容説明
読者の皆さんが刑具・拷問具・拘束具と併列した副題を眼にされると、なにか刑罰・行刑にかかわる残酷で殺伐とした用具と歴史の一断面を連想されよう。また、これまでの多くの類書から嗜虐的・興味本位に扱われているものとして連想される向きも少なからずあろうかと思われる。しかし刑具・拘束具といったものは、適法に用いられる場合、社会に危害を加えた犯罪者への民衆の怒りと正義感を満足させる戒めの具であり、反面、非合法の場合、とくに一揆・暴動・革命時の場面などでは権力の暴発・濫用の象徴的一面を具体的に示し、民衆の怨嗟が深く込められているものであることも確かである。本書は刑罰史・行刑史をライフワークとしてきた一研究者の立場から、この面の歴史的・学問的検証・批判の一資料として刑罰具を提示、刑種により区分、分野別に類別、さらに西洋・東洋・日本について、その変遷と執行形態を比較し考察を試みてみた。
目次
- 序章 時代にみる刑罰具の特色
- 第1章 死刑の執行形態と諸刑具
- 第2章 肉刑の執行形態と諸刑具
- 第3章 鞭刑の執行形態と諸刑具
- 第4章 晒刑の執行形態と諸刑具
- 第5章 拷問の執行形態と諸器具
- 第6章 拘束の執行形態と諸器具
「BOOKデータベース」 より