書誌事項

異都憧憬日本人のパリ

今橋映子著

(平凡社ライブラリー, 382)

平凡社, 2001.2

タイトル別名

異都憧憬日本人のパリ

タイトル読み

イト ショウケイ ニホンジン ノ パリ

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注記

柏書房 1993年刊の再刊

関連年表: p535-568

主要参考文献: p569-596

内容説明・目次

内容説明

なぜパリでなければならなかったのか—。古くから“花の都”と謳われ外国人が憧れたパリ。そこに乗り込んだ作家・芸術家たちは、しかし孤独と乖離のなかで「憧れ」の感情を越え「自立」の模索に苦しんだ。荷風や光太郎、藤村、光晴らに見る近代日本人の“異文化理解”から解き明かされる“パリ神話”とは…。比較文化研究の醍醐味が全編に横溢し、ジャンルを越えて反響を呼んだ大著。

目次

  • 第1部 ボヘミアン文学のパリ(ボヘミアン生活の神話と現実;アカデミー・ジュリアンと文学;日本におけるボヘミアン文学)
  • 第2部 憧憬のゆくえ—近代日本人作家のパリ体験(乖離の様相—高村光太郎;生きられる都市—島崎藤村;徒花の都—金子光晴;貧困と街路の詩学・一九三〇年代パリ—ミラー・ブラッサイ・オーウェル・光晴)

「BOOKデータベース」 より

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