ドイツ参謀本部興亡史
著者
書誌事項
ドイツ参謀本部興亡史
(学研M文庫)
学習研究社, 2000.11
- 上
- 下
- タイトル別名
-
Kleine Geschichte des deutschen Generalstabes
- タイトル読み
-
ドイツ サンボウ ホンブ コウボウシ
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注記
Kleine Geschichte des deutschen Generalstabes.の翻訳
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784059010173
内容説明
軍事史上最高の組織とも言われるドイツ軍参謀本部。その後、世界中の国々の手本とされ、神話的な高みにまで理想化されたた参謀本部。プロイセン時代から近代にいたるまで、参謀本部の成立から、支配の時代、そして崩壊まで、膨大な資料を駆使して描き出した、真実のドキュメント。今、秘密のベールがはがされる。
目次
- 第1章 前進—プロイセン王国兵站総監部と最高副官職
- 第2章 二人の始祖—シャルンホルストとグナイゼナウ・理想主義の時代
- 第3章 戦争の哲人—クラウゼヴィッツと参謀本部・革命と反動の時代
- 第4章 偉大なる寡黙者—ヘルムート・フォン・モルトケ
- 第5章 クーデターか予防戦争か—アルフレッド・フォン・ヴァルデルゼー
- 第6章 大計画—アルフレッド・フォン・シュリーフェン
- 第7章 将帥なき戦争(1906年〜1916年)—小モルトケとファルケンハイン
- 第8章 沈黙の独裁(1916年〜1918年)—ヒンデンブルクとルーデンドルフ
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784059010180
内容説明
ドイツ軍参謀本部は、ドイツ統一戦争の勝利によって、政治、経済その他、国の全てを支配するモンスターに成長した。しかもヒトラーの暗殺まで考えるようになった。しかし、ヒトラーの死とともにそのモンスターも滅んだ。ドイツ軍参謀本部は、なぜ、一国を牛耳るほど巨大な力を持つようになったのか。また、なぜ滅ばざるを得なかったのか。その歴史と秘密が、今ここに明らかになる。参謀本部によるヒトラー暗殺計画の真実の記録。
目次
- 第9章 スフィンクス—ハンス・フォン・ゼークト(1918年〜1933年)国軍統帥部と隊務局
- 第10章 戦争反対のための闘争(1933年〜1938年)—ルードヴィッヒ・ベックと参謀本部
- 第11章 神々の黄昏(1939年〜1945年)—第二次世界大戦と旧参謀本部の終焉
「BOOKデータベース」 より