日中通貨戦史 : 旧植民地通貨金融研究
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日中通貨戦史 : 旧植民地通貨金融研究
フォレスト出版, 2000.10
- タイトル読み
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ニッチュウ ツウカ センシ : キュウショクミンチ ツウカ キンユウ ケンキュウ
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内容説明・目次
内容説明
マネタリストとウェーバリアンの二本足で立つ著者の二十代の時点での研究。第一部には論文を集め、第二部には、資料紹介、書評、聴き書、研究動向などを集めた。
目次
- 第1部 論稿(「満州」通貨工作と日本的一体化論—昭和初期日本支配層における植民経済観の特質;日満通貨統制と金銀二重経済;戦時円系通貨と地域経済—戦時下中部中国における円通貨圏構想とその実態的メカニズム;上海悪性インフレと物資流通—日中戦争期の軍票・諸備券インフレの分析;鉄鋼増産計画と企業金融—産業開発五ヶ年計画期の昭和製鋼所)
- 第2部 雑記(日本支配層における植民政策観の分析;旧植民地通貨金融工作史聴き書—語り手・吉田金雄/聞き手・大竹慎一;研究動向 70年代における日本植民地金融史研究—その水準と展望;資料紹介 戦時下における日「満」鉄鋼業資料;資料 旧満州戦時金融資料—水津利輔氏旧蔵資料より;書評 小島仁著『日本の金本位制時代(1897〜1917)』—円の対外関係を中心とする考察)
「BOOKデータベース」 より