うるわしき日々
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うるわしき日々
(講談社文芸文庫)
講談社, 2001.2
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ウルワシキ ヒビ
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注記
年譜--小島信夫(岡田啓作成): p392-405
著書目録--小島信夫: p406-409
内容説明・目次
内容説明
八十を過ぎた老作家は、作者自身を思わせて、五十過ぎの重度アルコール中毒の息子の世話に奮闘する。再婚の妻は血のつながらぬ息子の看病に疲れて、健忘症になってしまう。作者は、転院のため新しい病院を探し歩く己れの日常を、時にユーモラスなまでの開かれた心で読者に逐一説明をする。複雑な現代の家族と老いのテーマを、私小説を越えた自在の面白さで描く。『抱擁家族』の世界の三十年後の姿。
「BOOKデータベース」 より