近世と近代の通廊 : 十九世紀日本の文学
著者
書誌事項
近世と近代の通廊 : 十九世紀日本の文学
双文社出版, 2001.2
- タイトル別名
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近世と近代の通廊 : 19世紀日本の文学
- タイトル読み
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キンセイ ト キンダイ ノ ツウロウ : ジュウキュウセイキ ニホン ノ ブンガク
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内容説明・目次
内容説明
分断された“近世”と“近代”を、連続する文学の方法と技術を媒介として、知の新世紀を考察する。
目次
- 方法としての近世(老いてはじめて—鴎外『ぢいさんばあさん』と『青年』;『草迷宮』における歌絵の趣向—見立て“武蔵野”の世界;穴を掘る—石川淳の“切断”)
- 生きられた転換期(『心の花』の作歌理念—「広く、深く」の意味したもの;風景と感性のサブライム—志賀重昂から夏目漱石まで;言葉と身体—夏目漱石『行人』の場合 ほか)
- 無化される境界(明治二年の和歌御会始;近世戯作の“近代”;漂流記と翻訳物 ほか)
- 意味としての近代(『万葉集灯』の“近代”;近世歌論の近代性—江戸派の歌論の生成;平田篤胤の「日本」への回帰—近代の衝撃と反動としての国学 ほか)
「BOOKデータベース」 より