絶景、パリ万国博覧会 : サン・シモンの鉄の夢

書誌事項

絶景、パリ万国博覧会 : サン・シモンの鉄の夢

鹿島茂著

(小学館文庫)

小学館, 2000.11

タイトル読み

ゼッケイ パリ バンコク ハクランカイ : サン シモン ノ テツ ノ ユメ

注記

1992年河出書房新社刊の文庫版

文献目録: p464-468

内容説明・目次

内容説明

グルメ、高級ブランド商品、海外パック旅行—。今日の消費生活スタイルは、すべて「万博」から始まった!当初「産業の神殿」として開催された万博が、時代の変遷を経て、新たな消費文化のユートピアとして「恒久的万国博覧会」へと変貌を遂げてゆく過程を豊富な図版と独自の視点を駆使して検証する、鹿島「万博学」の結晶。機械の神を信仰し、「物神の聖堂」を築き上げたサン・シモン主義者たちとは?十九世紀パリに花開いた彼らの奇怪な夢に迫る、壮大なスペクタクル。

目次

  • まえがき 万博の神学、あるいは万博史の逆説
  • 第1章 サン=シモンの鉄の夢
  • 第2章 転向サン=シモン主義者ミシェル・シュヴァリエ
  • 第3章 パリ万国博覧会にむけて
  • 第4章 万博理念の確立
  • 第5章 サン=シモン主義のユートピア、1867年パリ万国博覧会
  • 第6章 アミューズメントとしての万博会場
  • 第7章 博覧会場の外で
  • 第8章 新たなユートピア「恒久的万国博覧会」にむけて

「BOOKデータベース」 より

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