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日本中世の黎明

佐藤泰弘著

京都大学学術出版会, 2001.3

タイトル読み

ニホン チュウセイ ノ レイメイ

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内容説明・目次

内容説明

地方における徴税・財政、土地制度から、国司・受領の執務の実態までを、綿密な資料検討から描き出し、王朝国家論が組み込み得なかった、貴族社会から地域社会に至る、平安時代の多様な社会編成の有様を解明。新世紀に相応しい、平安時代像の新しい枠組みを提示する画期的研究書。

目次

  • 第1部 土地制度と荘園(国の検田;立券荘号の成立;東大寺領大和国小東荘)
  • 第2部 徴税制度と財政(徴税制度の再編;東大寺の組織と財政;国家財政・徴税と商業)
  • 第3部 国務文書と国務(倉印と受領の執印;平安時代の国務文書;平安時代の国衙と領主;清胤王書状群の書状と言上状)
  • 第4部 平安時代の歴史的位置(平安時代における国家・社会編成の転回;律令国家の諸段階;中世の黎明)

「BOOKデータベース」 より

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