森の回廊
著者
書誌事項
森の回廊
(NHKライブラリー, 131-132)
日本放送出版協会, 2001.2
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- タイトル読み
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モリ ノ カイロウ
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注記
「森の回廊 : ビルマ辺境民族解放区の一、三○○日」 (1995.9発行) をNHKライブラリーに収載したもの
「上」のカバージャケットに「ビルマ辺境に生きる山地民の心根にふれる」, 「下」のカバージャケットに「山の民と精霊の道を辿る」とあり
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784140841310
内容説明
天響の駈ける国・ビルマ辺境の闇の奥へ。若きフォト・ジャーナリストが、ひとり「民族民主戦線」のゲリラ部隊に従軍した。政府軍の追撃をかわし、深い森を彷徨い歩く。「真実を外の世界に伝えてほしい。」山の民の叫ぶ声が、苦難の道に駆り立てる。最北カチン州への一三〇〇日が、生々しく綴られてゆく。第二十七回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
目次
- 序章 その前夜
- 第1章 サルウィン河
- 第2章 シャン高原の十字路
- 第3章 北回帰線の虹
- 第4章 満月の祭りと五日市
- 第5章 イラワジ河西岸
- 第6章 フーコン平野、死闘の森
- 第7章 焼畑と祝祭
- 巻冊次
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下 ISBN 9784140841327
内容説明
人は草木のように生きて、草木のように死ぬ—。前線を越え行軍の途上で出会う山の民は、焼畑を糧に、森羅万象に宿る精霊を畏敬し、息を潜めて生きていた。これは、三年七ヵ月に及ぶ苛烈な従軍をとおして、複雑な歴史背景と奥深い風土が織りなす世界で、固有の文化を育み続け、簡勁に暮す人びとの生と死を記録した稀有な民族誌であり、美しい森の叙事詩でもある。第二十七回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
目次
- 第8章 山の道
- 第9章 源流の里
- 第10章 森の精霊と他界の山
- 第11章 峡谷の実り
- 第12章 森の熱
- 第13章 雷鳴越境線
- 終章 生命の河
「BOOKデータベース」 より