肝細胞癌治療法の新たな展開
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肝細胞癌治療法の新たな展開
(消化器病セミナー, 82)
へるす出版, 2001.3
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カンサイボウガン チリョウホウ ノ アラタ ナ テンカイ
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Description and Table of Contents
Description
肝細胞癌、ことにC型肝炎による肝細胞癌は急激に増加している。これに対する国民的な取り組みが必要な時期と考えられる。今後どうなるかという点については、3つに集約されていると考えられる。すなわち、(1)高危険群の有効なる設定法の確立と、全国民的へのその方法論の周知、(2)現在3割のウイルス駆除を向上させる必要性、(3)発生した癌結節の治療と、それを生み出す線維化した肝硬変の対策である。これらの点について、現在世界的見地からみても最も優れた実績を残している先生方が本特集号を書いており、この領域の将来への展望を垣間みることができる。
Table of Contents
- 血小板数による高危険群の絞込み
- 腫瘍マーカーでの早期発見
- 画像での早期発見
- 経静脈性造影剤による肝腫瘍診断—造影剤と超音波映像技術
- コントラストエコーを用いた癌診断
- 動注CTのルーチン化とその成果
- Radionics社製の機器による経皮的ラジオ波焼灼療法(RFA)
- RITA/RTC社のRFAによる治療
- 外科手術の進歩
- 経動脈的治療の新たな展開
- インターフェロン療法(慢性肝炎を基礎とした症例)
- C型肝炎関連肝細胞眼における肝炎ウイルス病態とインターフェロン療法による切除後再発抑止戦略
- レチノイド
- 肝細胞癌の肝移植
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