ある人質への手紙
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ある人質への手紙
(サン=テグジュペリ・コレクション / [サン=テグジュペリ著] ; 山崎庸一郎訳, 6 . 戦時の記録||センジ ノ キロク ; 2)
みすず書房, 2001.3
- タイトル別名
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Écrits de guerre 1939-1944 avec la lettre à un otage
- タイトル読み
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アル ヒトジチ エノ テガミ
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注記
原著 (Paris : Gallimard, 1982) の翻訳
内容説明・目次
内容説明
『戦時の記録』3分冊の第2冊目にあたる本書は、1942年から1943年までのサン=テグジュペリをめぐる資料、証言を収める。苦渋の選択の結果であった合衆国亡命の日々に、連合軍の北アフリカ上陸の報に接し、歓びのうちに発表された「まずフランスなのだ」。サン=テグジュペリは、この公開状でおこなった呼びかけに忠実に、フランスの解放のため、一兵士としてみずからの生命をかけるべく戦列に復帰した。政治抗争の罠にとらえられながら、『戦う操縦士』、『ある人質への手紙』、そして『星の王子さま』のなかに、人間が生きるよすがとなる磁力線の存在を、言葉、階級、党派を超えて人間を結び合わせるものの存在を鮮やかに示して—。近年になってはじめて完全に公表された「アンドレ・ブルトンへの手紙」を新たに加え、さらにサン=テグジュペリの全体像に迫る。
「BOOKデータベース」 より