遠い朝の本たち
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遠い朝の本たち
(ちくま文庫, [す-14-1])
筑摩書房, 2001.3
- タイトル読み
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トオイ アサ ノ ホン タチ
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内容説明・目次
内容説明
人生が深いよろこびと数々の翳りに満ちたものだということを、まだ知らなかった遠い朝、「私」を魅了した数々の本たち。それは私の肉体の一部となり、精神の羅針盤となった—。一人の少女が大人になっていく過程で出会い、愛しんだ文学作品の数々を、記憶の中のひとをめぐるエピソードや、失われた日本の風景を織り交ぜて描く。病床の著者が最期まで推敲を加えた一冊。
目次
- しげちゃんの昇天
- 父ゆずり
- ベッドの中のベストセラー
- 本のそとの「物語」
- 『サフランの歌』のころ
- まがり角の本
- 葦の中の声
- 星と地球のあいだで
- ひらひらと七月の蝶
- シエナの坂道
- 小さなファデット
- 父の鴎外
- クレールという女
- アルキビアデスの笛
- ダフォディルきんいろにはためいて…
- 赤い表紙の小さな本
「BOOKデータベース」 より