沈黙が日本を亡ぼす : 日本人の悪しき美徳を捨てよ
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沈黙が日本を亡ぼす : 日本人の悪しき美徳を捨てよ
祥伝社, 2000.10
- タイトル読み
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チンモク ガ ニホン オ ホロボス : ニホンジン ノ アシキ ビトク オ ステヨ
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内容説明・目次
内容説明
“歴史好きだが、その教訓を生かさない”それが日本人の一大欠点なのである。太平洋戦争時、米軍の兵器共用化をよそに日本軍の兵器規格の不統一があった。同じ口径20ミリの機関砲でありながら旋条溝が異なり、砲弾はあるのに陸海軍での共用が出来なかった。貴重な歴史の教訓である。しかし、今なおこの種の愚行は繰り返されている。阪神大震災後も消防車のホースの規格が、各県バラバラなのである…。いったいこれは何に起因するのか。
目次
- 1章 歴史の教訓を生かさぬ日本人—タブーをつくり、世界に笑われる(どうして、戦争・軍事を学ぼうとしないのか—政府・マスコミ・教育関係者へ;日本の生命線を守ろうとしない不思議—政府・海保・海自への疑問 ほか)
- 2章 喰い物にされる日本と日本人—沈黙、温和を美徳と考えるな(誰が日本人を喰い物にしているのか?—日本旅行業協会(JATA)へ;突出する日本の国連分担金—しっかりせよ政府・外務省 ほか)
- 3章 “非合理”“曖昧さ”が、日本と日本人をダメにする—原理原則を明文化すべき(後追い研究に巨費を注ぎ込む愚—政府、文部省、科学技術庁、特殊法人へ;無意味さの象徴!各種「審議会」—なぜ、かくも増殖するのか? ほか)
- 4章 偽善・建前優先が日本人をダメにする—横並び主義を捨てよ(人権配慮という思考停止症—先例に縛られる検察・警察;強制捜査と大名行列の関係—ブラウン管から流れ出る疑問 ほか)
- 5章 現実を直視しない日本人—空理空論にウツツを抜かしていていいのか(国民を愚弄する美辞麗句—拝啓、共産党殿;精神論が日本を汚す—企業が責任を問われる時代 ほか)
「BOOKデータベース」 より