成城だより
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成城だより
(講談社文芸文庫)
講談社, 2001.3-2001.4
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セイジョウダヨリ
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注記
年譜: p397-406(下巻)
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784061982505
内容説明
成城に越して来て十一年、運動は駅まで十五分の片道だけ。体力の衰えに抗しつつ、富永太郎全集に集中、中原中也「山羊の歌」の名の由来を追い、ニューミュージック、映画、テレビ、劇画、広汎な読書、文学賞選考会等、八〇年代前半の文化、文壇、世相を俎上に載せ、憤り、感動する。七十歳にして若々しい好奇心と批評精神で「署名入り匿名批評」と話題を呼んだ日記体エッセイ。上下二巻。
目次
- 十一月の新年
- 年末断想
- 冬眠日記
- リズムの変化
- 七十一年目の春
- 花便り
- 曇りのち晴れ
- 友達は寂しく帰って行った
- 梅雨早く明けろ
- 事故の夏〔ほか〕
- 巻冊次
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下 ISBN 9784061982512
内容説明
毎月の文芸誌に目を通し、文壇のみならず時代と社会現象一般に眼を向け、自分を老生と呼びつつ、好奇心を躍動させ、文学、映画、音楽等を批評する。ランボーがスタンダールとともに自己の中に在ると感じ、また『事件』のゲラを読む。心臓、体力の限界を心配しつつ堺事件調査の旅行にも出る。「文学界」一九八六年二月号まで書き継ぎ大岡昇平を雄弁に語る、知的刺激と人間味溢れる好エッセイ。上下二巻。
目次
- 成城だより 2(つづき)(一九八二年九月一日〜十二月十五日)(ひどいことになって来た;旅と腹立ち;「声なき叫び」;それはさうにちがひない)
- 成城だより 3(一九八五年一月一日〜十二月十三日)(寒い正月;「アマデウス」;遅い春;批評の季節 ほか)
「BOOKデータベース」 より