道具としてのからだ
著者
書誌事項
道具としてのからだ
(母と子でみる, A14)
草の根出版会, 2001.3
- タイトル読み
-
ドウグ トシテノ カラダ
大学図書館所蔵 件 / 全46件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p135
内容説明・目次
内容説明
体はもともと道具としての機能を備えている。そのなかの運ぶという機能を、荷をおく箇所によって、背、頭、肩、手、腰とわけることもできる。その歴史は、あわせて使う運搬具の歴史でもある。荷をできるだけ楽に遠くまで運ぶために、それぞれの箇所に適合した運搬具を工夫してきた。工夫は地域によって異なるばかりでなく、同じ運搬具でありながら、その使い方や体のおく箇所にも違いがあった。本書はそうした、人の体の運ぶという機能と、その機能を有効に生かすために、どのような工夫と知恵を働かせてきたのかということの、ひとつのまとめである。これには撮りためてきた写真をできるだけ活用するようにした。
目次
- 負う・背負う(母の背の温かさ;背負縄で背負う荷 ほか)
- 頭部を生かす(頭を使う女たち;体得する感覚 ほか)
- 双肩で担う技(天秤棒で運ぶ水;ボテフリと物々交換 ほか)
- 便利な手と腕(生命をつなぐ手;抱く子が占う豊作 ほか)
- 腰の牽引力(コロの上を滑らせる;修羅と木馬と山車 ほか)
「BOOKデータベース」 より