詩的スクランブルへ : 言葉に望みを託すということ
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詩的スクランブルへ : 言葉に望みを託すということ
(詩論の現在 / 北川透著, 3)
思潮社, 2001.4
- タイトル別名
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詩的スクランブルへ : 言葉に望みを託すということ : 評論集
- タイトル読み
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シテキ スクランブル エ : コトバ ニ ノゾミ オ タクス ト イウコト
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内容説明・目次
内容説明
いま何が詩のことばを囲繞しているのか。1996〜2000年にかけて、時代を衝迫する閉塞を身体ごと生きながら、烈しい挑撥力をもって書き継がれた果敢な内在批評「ニュートンの死」を収載。ことばの未知の風景をもとめて、吉増剛造、藤井貞和、瀬尾育生、そして『討議戦後詩』などの可能性を問い、詩的現在の様相を明らかにする。渾身のポリティーク。果敢な同時代詩論。
目次
- 1 ニュートンの死—現代詩へスクランブル・一九九六‐二〇〇〇(三枚の木の葉と葡萄—無邪気な浪曼派へ;ショッピングセンターの賑わい—野村喜和夫の方へ;横綱も強くなければ…—辻征夫『俳諧辻詩集』の方へ ほか)
- 2 北京日記—一九九五・二‐七(大地の底からの変動;揚絮の飛びかす季節;日本学研究センターの仕事 ほか)
- 3 スクランブル交差点—書評・発言・エッセイ(戦後詩への親しい隔たり—牟礼慶子『鮎川信夫』を読む;閉域の失墜という場面—辻井喬『詩が生まれるとき』を読む;谷川雁をめぐって ほか)
「BOOKデータベース」 より