ペトロス伯父と「ゴールドバッハの予想」

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ペトロス伯父と「ゴールドバッハの予想」

アポストロス・ドキアディス著 ; 酒井武志訳

早川書房, 2001.3

タイトル別名

Uncle petros and goldbach's conjecture

タイトル読み

ペトロス オジ ト ゴールドバッハ ノ ヨソウ

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内容説明・目次

内容説明

「2より大きいすべての偶数は、二つの素数の和で表わすことができる」これが、200年もの間、証明されたことのない難問「ゴールドバッハの予想」である。ギリシャの田舎に隠棲するペトロス伯父は、かつて天才的数学者だった。その伯父でさえ証明できなかった難問こそが「ゴールドバッハの予想」であった。そんな伯父は一族から「嫌われ者」あつかいされているが、甥のわたしだけは彼を敬愛している。だから、伯父は「ゴールドバッハの予想」と苦闘した過去をわたしにうちあけたのだ。その闘いは、若き日の伯父が留学したドイツで幕を開けた…。数学の論理と美が思考を刺激し、学者の狂気の人生が心をうつ。数学の魔性に惹きこまれた男の数奇な人生を紡ぎ出す稀代の物語。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA51521037
  • ISBN
    • 4152083360
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    206p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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