ラテンアメリカ世界を生きる
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ラテンアメリカ世界を生きる
新評論, 2001.3
- タイトル読み
-
ラテン アメリカ セカイ オ イキル
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注記
その他の編者: 志柿光浩, 田島久歳, 田中高
参考文献: 各論文末
内容説明・目次
内容説明
ヨーロッパ人の征服・植民に始まる社会変容、固有の政治権力構造、新しい時代のネットワーク、うわさや文学に凝縮されたイメージの力—地域や分野の枠を超えた4つのテーマで、生々しい人間社会の現実に迫る。人間を主人公にした地域研究のアンソロジー。
目次
- 第1部 生成・変容する世界(新世界に富と故郷を求めて—16世紀スペイン人入植者とクリオーリョ社会の形成;異文化間の接触と変容—植民地期パラグァイにおける改宗先住民の生活;奴隷と女の間—19世紀リマ身分制社会の一側面;入植・自然保護・観光—ガラパゴス史における人と自然;ライオンの行進、シスタの進言—変貌するラスタファリアン;信仰を芸術する人びと—プラジルの「カトリック離れ」とパーフェクトリバティー教団信者)
- 第2部 権力をめぐる世界(民衆の帰依と裏切り—20世紀フォロワーシップの政治学—空転する民主政治—1998年アヤクチョの地方選挙にみるペルー政治の実像;抵抗の政治学—カシケを支える大衆の政治論理)
- 第3部 ネットワークの作る世界(小さな国の敗れざる人びと—この20年のニカラグアを回顧して;「静かなる革命」の担い手たち—チリにおけるシカゴ・ボーイズ;パンパの国の暮らしと保障—アルゼンチンの高齢者;移民の家族ステラジー—メキシコ日系2世の労働と教育)
- 第4部 映し出された世界(25年目の断罪—ラテンアメリカの独裁者を裁くスペイン;2つの旗—ペルーの反政府組織とその世界認識;テロ・軍隊・他者表象—センデロ・ルミノソ活動下アヤクチョのピシュタコのうわさ;文学作品に描かれた自画像—アメリカ本土在住プエルトリコ人のアイデンティティ;複数の美の存在とその追憶—ブラジルにおける人体美)
「BOOKデータベース」 より