暴力と音 : その政治的思考へ
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暴力と音 : その政治的思考へ
人文書院, 2001.3
- タイトル読み
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ボウリョク ト オト : ソノ セイジテキ シコウ エ
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内容説明・目次
内容説明
きたるべき時代の暴力論。ベンヤミン『暴力批判論』とファノン『地に呪われたる者』。著者はこの20世紀の二つの暴力論を、自らの体験として読み直す。グールドや黒人ジャズ、ナチスの闘争歌を生成の現場で聴く。そして寄せ場労働者、フリーター、ホームレスの人々に接して新しい「階級」を構想する。政治や思想の動きを「音」として聞き思考した力強い評論集。
目次
- 暴力的生成—ベンヤミンとファノンの経験
- ピアノを弾くサイード
- 構成的ホームレス
- 甘く苦き新しいプロレタリアへ
- 階級的東京
- 破壊と実現—ギー・ドゥボールと平岡正明、そしてフランツ・ファノン
- 非常事態下の音楽—ワイマール末期の「音」の闘争
「BOOKデータベース」 より