東アジア仏教思想の基礎構造
著者
書誌事項
東アジア仏教思想の基礎構造
春秋社, 2001.3
- タイトル別名
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Studies in basical structure of East Asian Buddhist thought
- タイトル読み
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ヒガシアジア ブッキョウ シソウ ノ キソ コウゾウ
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内容説明・目次
内容説明
本書は、東アジア世界の仏教思想をめぐる基本的な諸問題をさまざまな角度から考察した論文集である。常に時代背景や地域社会の特徴に注意しながら一々の重要な仏教文献の正確な解読と原義の確定を心がけるとともに、それら各文献の思想史上の意義や役割、および他の関連する諸文献や思想の系譜との関係の仕方を「東アジア」という大きなパースペクティブの中で考え、この世界に通底するものをさぐっている。
目次
- 序説(東アジア仏教とその研究課題;「東アジア仏教史」をどう捉えるか)
- 1 漢訳仏典とその解釈法(ヴァイローチャナ仏の語義解釈—中国における梵語解釈の一例として;李通玄の風神観 ほか)
- 2 東アジア仏教と中国伝統思想の間(儒教における愛の対比と交渉;中国仏教における「孝」の倫理の受容 ほか)
- 3 疑偽仏典の成立と展開(『像法決疑経』の思想史的性格;偽経『仏説法句経』再考 ほか)
- 4 東アジア仏教思想への哲学的視座(汎‐東アジアの思想;人間とその本質 ほか)
- 5 外国語論文
「BOOKデータベース」 より