ヨーロッパ演劇の形 : 演劇文化論集
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ヨーロッパ演劇の形 : 演劇文化論集
(中京大学文化科学叢書, 2)
勁草書房, 2001.3
- タイトル読み
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ヨーロッパ エンゲキ ノ カタチ : エンゲキ ブンカ ロンシュウ
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内容説明・目次
内容説明
本論集では演劇と文学の相違を確認し演劇固有の特徴に迫っている。三大劇作家アイスキュロス、ソフォクレス、エウリピデスが登場する以前、演劇が演劇となる揺籃期に演劇が宗教儀式からどのように自立したかについて論じ、十七世紀に首都として栄光の道を歩き始めるパリとその都市空間の中で繰り広げられる演劇活動の関係にアプローチ、オペラ・コミックという形式の誕生に関する議論を展開した。
目次
- 1 演劇とは何か(演劇の要素と特性をめぐる問題提起;演劇の動的成立要件 ほか)
- 2 古代ギリシャにおける演劇と時空間(アリストテレスの発展的解釈;円形劇場の空間的意味 ほか)
- 3 パリの劇場/劇場のパリ(「特権的都市」パリの誕生;演劇界の形成 ほか)
- 4 ヴォードヴィルとオペラ・コミック—大衆的な音楽劇の台本作家を中心に(音楽つき演芸から音楽による喜劇への歴史;ウージェーヌ・スクリーブ ほか)
「BOOKデータベース」 より