風景の図像学
著者
書誌事項
風景の図像学
地人書房, 2001.3
- タイトル別名
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The iconography of landscape : essays on the symbolic representation, design and use of past environments
- タイトル読み
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フウケイ ノ ズゾウガク
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注記
原著(Cambridge University Press, 1988)の翻訳
内容説明・目次
内容説明
原著に寄稿している13名は主として地理学を専攻とするが、宗教学、作家、歴史家、演劇の専門家も含む。イメージや象徴としての風景は、風景と文化に関わるさまざまな学問領域—地理学、美術、文学、社会史そして人類学—の研究者が共有する研究対象なのである。われわれの“生”にとって切り離すことのできない風景を、超領域的に、闊達に議論してよいではないか。それを地理学とよぼうが、美学とよぼうが、それは、個人の問題にすぎない。
目次
- 母なる自然の地理
- 樹木の招喚的なシンボリズム
- ジョージ朝後期イギリスにおける森林の政治的イコノグラフィ
- 場所と住みか:ワーズワース、クレア、反ピクチャレスク
- 1710年から1815年の絵画と土地制度の変化
- 「光と風景」:ジョゼフライトの科学と産業の風景
- 歴史の剥奪:ランドシーア、ヴィクトリア女王、そしてハイランド神話
- カナダ芸術における国家のイコノグラフィ
- 西部内陸地方の修辞法:19世紀アメリカの宣伝出版物にみる環境描写法
- 19世紀初期イギリスの町におけるシンボリズム、「儀礼」、そして群衆空間
- 第二帝政のシンボル:文化戦略とパリ・オペラ座
- 北方のスフィンクス:18,19世紀スコットランドにおける景観、建築、室内デザインへのエジプト文化の影響
- 風景の幾何学:16世紀ヴェネツィア本土における実用的・純理的芸術
- 地図と知識、そして権力
「BOOKデータベース」 より