日本土壌の有害金属汚染 : データで示す

書誌事項

日本土壌の有害金属汚染 : データで示す

浅見輝男著

アグネ技術センター, 2001.3

タイトル別名

データで示す日本土壌の有害金属汚染

タイトル読み

ニホン ドジョウ ノ ユウガイ キンゾク オセン : データ デ シメス

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注記

引用文献: p374-391

内容説明・目次

内容説明

日本は世界有数の金属使用国。カドミウム、インジウム、ニッケルは世界1位、銅、銀、亜鉛、鉛、モリブデンも世界2、3位の使用量である。しかし、その廃棄、回収法は未だ確立されておらず、農作物を育む土壌に影響を及ぼすことになる。本書は、カドミウム、銅、ヒ素による土壌汚染の法令や国の調査について紹介し、基準値決定の経緯をまとめ批判を展開する。主題である土壌と米のカドミウム汚染問題を詳述している。また、ベリリウム、クロム、ヒ素、モリブデン、銀、インジウム、アンチモン、ビスマス、テルル、水銀、タリウムによる土壌汚染も各地の詳細なデータをもとに解説し、図表の総数は260枚に及ぶ。環境学、土壌・肥料・植物栄養学のみならず、生態学、地球化学、公衆衛生学、分析科学の研究者、学生、また、農業関係者や環境に関わる行政・企業などで広く利用されることが期待される。21世紀の環境保全を考える上で欠くことのできない一冊。

目次

  • 第1部 有害金属の生産・輸入と消費および土壌汚染(地殻と土壌における各種元素の存在量;日本における各種有害金属の生産・輸入と消費;世界土壌の有害金属汚染 ほか)
  • 第2部 カドミウム、亜鉛、鉛、銅による土壌‐植物系の汚染(カドミウム、亜鉛、鉛、銅の生産・輸入、消費・輸出および非汚染土壌中濃度;土壌汚染防止法の制定とその仕組み;土壌汚染調査 ほか)
  • 第3部 各種有害金属による土壌‐植物系の汚染(ベリリウム;クロム;ヒ素 ほか)
  • 第4部 道路脇粉塵からみた都市の有害金属汚染(道路脇粉塵を分析する理由;東京都区部;大阪市および周辺都市 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA51722527
  • ISBN
    • 4900041890
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xx, 402p
  • 大きさ
    26cm
  • 分類
  • 件名
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