Bibliographic Information

道中よもやま話 : 近世ドイツ滑稽話集

イェルク・ヴィクラム著 ; 名古屋初期新高ドイツ語研究会訳

(講談社学術文庫, [1484])

講談社, 2001.5

Other Title

Rollwagenbüchlin

Title Transcription

ドウチュウ ヨモヤマバナシ : キンセイ ドイツ コッケイバナシシュウ

Available at  / 157 libraries

Note

テキストと参考文献: p281-283

Description and Table of Contents

Description

本書は十六世紀ドイツに流布していた滑稽話百十一話を著者の見聞した実話という形でまとめたものである。市井の民を主な登場人物とするそれらの話は、民衆を教導しようとする倫理的意図を隠し持つとともに、市民に対する親近感、貧民層に対する好意的姿勢、聖職者や貴族・騎士等、封建体制下の権力者に対する反感に貫かれている。待望久しい本邦初の全訳。

Table of Contents

  • コッハースベルクの信心深い男が、お人好しを雇って聖ファイトに参詣させたこと
  • 嵐のとき、聖クリストフォロスに大きなろうそくを約束した男のこと
  • 二言三言で天国へ行こうとした司祭のこと
  • 子どもを身ごもった市参事会員のこと
  • コンスタンツの悪魔と、シャフハウゼンの大神と、アインジーデルンのマリアが自分の兄弟であることを証明した遍歴職人のこと
  • 二人のけんかっぱやい百姓がいて、その一人が市長夫人に「あなただってかしまし女でしょう」と言ったこと
  • 「もう結構だ」という名のワインと傭兵のこと
  • 友情と信義のこと
  • 修道院長に借金をしていた二人の百姓のこと
  • 瀉血治療をして九日間寝ていたバイエルンの百姓のこと〔ほか〕

by "BOOK database"

Related Books: 1-1 of 1

Details

  • NCID
    BA51798176
  • ISBN
    • 4061594842
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    ger
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    286p
  • Size
    15cm
  • Parent Bibliography ID
Page Top