古代の幻 : 日本近代文学の「奈良」
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古代の幻 : 日本近代文学の「奈良」
(Sekaishiso seminar)
世界思想社, 2001.4
- タイトル読み
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コダイ ノ マボロシ : ニホン キンダイ ブンガク ノ ナラ
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注記
年表・奈良と近代文学(1868-1945年): p221-244
市町村別・対象別主要作品目録: p245-269
内容説明・目次
内容説明
文化遺産を世界的視野から読み直すことで、奈良は近代観光都市としての道を歩み始めた。だが太平洋戦争では、日本主義の根拠としての役割を担わされる。19世紀後半〜20世紀前半の、奈良への錯綜する「視線」を通して、日本近代の姿を浮き彫りにする。
目次
- 1 シンポジウム—古代という幻の装置(鉄道網の整備と紀行文学;近代観光都市と古都巡礼;15年戦争下の日本回帰)
- 2 日本近代文学の“奈良”(会津八一—奈良の歌びと;志賀直哉—私が奈良に住んでゐた頃 ほか)
- 3 奈良を舞台にした作品—50の窓(19世紀末の奈良—近代観光都市黎明;1900年代の奈良—価値の発見と環境整備 ほか)
- 4 資料編(年表・奈良と近代文学—1868年〜1945年;市町村別・対象別主要作品目録)
「BOOKデータベース」 より