さなぎの家 : 同級生いじめ殺害事件
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さなぎの家 : 同級生いじめ殺害事件
(小学館文庫)
小学館, 2000.1
- タイトル読み
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サナギ ノ イエ : ドウキュウセイ イジメ サツガイ ジケン
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内容説明・目次
内容説明
少年は両親の故郷の山に眠る。14歳の命を奪われた父と母は帰らぬひとり息子稔の生い立ちを振り返る…。中学3年に転校してきた新一が体格のいい同級生剛に「前の学校ではいじめる方やったんか、いじめられる方やったんか」ときかれて、「いじめる方や」とうそをついたのが事件の発端であった。ふたりは、1993年4月、同級生の稔に3時間半余り暴行を加え、殺害した。いじめの結末だった。被害者・加害者双方の家族の追跡取材で、彼らを取り巻く孤独な家族像が浮かびあがる。闇の中に押しこめられそうな「いじめ」の実態を探る第一線記者による渾身のルポルタージュ。
目次
- 第1章 擬似大人
- 第2章 いじめの逆転
- 第3章 沈黙の涙
- 第4章 パワーゲームの心理学—斎藤学さんに聞く
- 第5章 ひと磁場—取材ノートから
「BOOKデータベース」 より