食品サンプル観察学序説
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食品サンプル観察学序説
三五館, 2001.4
- タイトル読み
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ショクヒン サンプル カンサツガク ジョセツ
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内容説明・目次
内容説明
おかしくて、やがて奥深き研究記録。食品サンプル観察学者(?)が硬軟ヨーデル文体で紡ぎ出す「大衆食=方言」説のための10の講座。
目次
- 講座1 食文化は伝播の過程で置換される—チャンポン大好きおやじの苦悩と現実
- 講座2 食文化には地域の歴史が刻印されている—立ち食い焼き肉へのほのかな憧れ
- 講座3 食の唯名論は実存をも揺さぶる—「こうなっちゃったのメニュー」の迷宮
- 講座4 食文化を鳥瞰し連結させる—瀬戸内はニワトリの海である
- 講座5 基礎食材の融合あるいは離反—うどんとおでんのパワーバランス
- 講座6 食が内包する無意識の記号論—アイミティーを撃退した「はあ〜?」の力
- 講座7 食の現地化過程に関する一般理論—ルーズソックスをはいたえびパン
- 講座8 食文化における善悪二元論—デカネタのがぶり寄り
- 講座9 飲食物提供者の倫理と論理—「とんこつドレッシング」のアンニュイな午後
- 講座10 食文化に潜む生命の樹—「カレー湯豆腐」をどう受け止めるのか
「BOOKデータベース」 より