あらしの歌
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あらしの歌
(講談社青い鳥文庫, 122-1,
講談社, 1988.1-2
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内容説明・目次
- 巻冊次
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part 1 ISBN 9784061472341
内容説明
美しくもかなしい伝説を数多く生みだしてきたアイヌの人々—。コタンは、そのアイヌの人たちの住む村。姉のマサは中学3年生。弟のユタカは中学1年生。アイヌを父に、シャモ(和人)を母として生まれた。母は幼いときに亡くなり、父親のイヨンと3人暮らし。姉弟は、理由のない差別と貧しさに苦しみながらも、まわりのあたたかな心をもった人たちにはげまされ、たくましく生きようとする。北海道の雄大な自然の中で、生きることの意味をしずかに問いかけながらも、美しいことばでつづられた、一つのメルヘンともいえる日本児童文学の名作。第1回未明文学賞受賞作。
- 巻冊次
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part 2 ISBN 9784061472372
内容説明
アイヌ人の父をもつというだけで、理由のない差別を受けつづけるマサとユタカ姉弟。つらい日々の中で、マサは心をひらける絵の世界を見つけ、ユタカは自分の努力がたよりの英語の勉強に力を入れはじめる。ところが、わだかまりをもつ級友のがまんのならない仕打ちに、ユタカは、とうとう決闘を申しこんだ。不安と争いの中で、たくましく育つ少年少女を描いた名作のPART2。第1回未明文学賞受賞作。
「BOOKデータベース」 より