日本の中の朝鮮文化

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日本の中の朝鮮文化

金達寿 [著]

(講談社学術文庫, 1501-1503)

講談社, 2001.6-

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タイトル読み

ニホン ノ ナカ ノ チョウセン ブンカ

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注記

「日本の中の朝鮮文化」(講談社文庫版,1983年)を原本とする

1:相模・武蔵・上野・房総ほか

2:山城・摂津・和泉・河内

3:筑前・筑後・豊前・豊後

内容説明・目次

巻冊次

[1] ISBN 9784061595019

内容説明

朝鮮半島からの渡来人を抜きに日本の古代は語れない。全国に分布する彼らの高い文化水準を伝える遺跡に注目した著者は、二十年余にわたる踏査の旅へ出発した。次々と掘り起こされる、忘れられあるいは隠された真実。そこから考察された両国・両民族の歴史的関係は我々を呪縛する“帰化人”史観の訂正を迫る。壮大な紀行の第一歩となった本巻は、関東編を収録する。

目次

  • 相模国の遺跡
  • 武蔵野の年輪
  • 北多摩の古墳
  • 甲州街道から浅草へ
  • 武蔵を後に下野へ
  • 足利・秩父の渡来人
  • 房総・常陸をたずねて
  • 上野に残された痕跡
巻冊次

[2] ISBN 9784061595026

内容説明

高麗氏族による祖先の祭りを起源とする祇園祭。新羅から渡来した、太秦・広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像。関西は、著者の想像をはるかにうわまわる濃厚・濃密な古代朝鮮文化の宝庫だった。山城(京都)、摂津(大阪)など、各地の神社や祭りに伝わる縁起、習俗の来歴をひもとくなかで浮かび上がってくる、隠された古代日本の相貌。

目次

  • 山城(宮内省に坐す園・韓神社;広隆寺と秦氏族 ほか)
  • 摂津(摂津国百済郡;比売許曾の女神 ほか)
  • 和泉(百舌鳥古墳群と百済;行基の家原寺と土塔 ほか)
  • 河内(白木と多々良;「騎馬神像」をたずねて ほか)
  • 文庫版への補足(山城の秦氏と摂津の三島;難波の新羅と和泉・河内)
巻冊次

[3] ISBN 9784061595033

内容説明

農耕文化期朝鮮の無文土器が出土した諸岡貴跡。宇佐八幡宮をまつる渡来系の氏族—。福岡・大分の各地に残る朝鮮文化の痕跡は、その地がかつて南部朝鮮と同一文化圏にあったことをあらためて実感させる。真実の古代史像を求め、日本全国を踏査する歴史紀行第三弾は、“謎の渡来ルート”を追い、北部九州をゆく。

目次

  • 筑前・筑後(那津・奴国のあけぼの;地名にみられる関係;加耶から北部九州へ ほか)
  • 豊前・豊後(遠賀川を渡って;田川郡の香春へ;秦氏族と豊国=韓国 ほか)
  • 文庫版への補章(那珂遺跡から筑紫平野へ;「早良王墓」とオンドル跡)

「BOOKデータベース」 より

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