双子幻綺行 : 洛陽城推理譚
著者
書誌事項
双子幻綺行 : 洛陽城推理譚
祥伝社, 2001.2
- タイトル読み
-
ソウシ ゲンキコウ : ラクヨウジョウ スイリタン
大学図書館所蔵 件 / 全6件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
「躑躅の花は杜鵑が啼きながら吐いた血が滴って真紅に染まる」水面の紅は無数に群れ咲く躑躅の花びらだけではない—洛陽城内の庭園で、宮廷付き美人歌手の死体が池の畔で見つかった。杜鵑が啼く春の惨劇は三年続き。事件は、躑躅の別名杜鵑花にちなみ、『杜鵑呪』と呼ばれて、宮中を震撼させる。同じころ、則天武后の名で知られる女帝・聖神皇帝の寵愛を、深くその身に受ける王兄弟が失踪した。二つの事件を追う若き宦官・馮九郎と双子の妹香連が到達した意外な真相は?(第一話「杜鵑花」)大唐帝国初頭、ひととき洛陽に咲いた周朝の下、美貌の双子兄妹が立ち向かう妖しい古都の事件の数々。珠玉の推理傑作集。
「BOOKデータベース」 より