たのしみは日常のなかにあり : 『独楽吟』にまなぶ心の技法
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たのしみは日常のなかにあり : 『独楽吟』にまなぶ心の技法
東洋経済新報社, 2001.3
- タイトル読み
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タノシミ ワ ニチジョウ ノ ナカ ニ アリ : ドクラクギン ニ マナブ ココロ ノ ギホウ
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内容説明・目次
内容説明
幕末、福井の歌人・橘曙覧があらわした『独楽吟』の短歌52首を一挙紹介。シンプルな生活の中から、新鮮な喜びと生きがいを見出す心のあり方を説く。
目次
- 心の静寂—たのしみは艸のいほりの莚敷きひとりこころを静めをるとき
- 幸せな眠り—たのしみはすびつのもとにうち倒れゆすり起こすも知らで寝し時
- 期待の一冊—たのしみは珍しき書人にかり始め一ひらひろげたる時
- 自分発見の喜び—たのしみは紙をひろげてとる筆の思ひの外に能くかけし時
- とらわれと放下—たのしみは百日ひねれど成らぬ歌のふとおもしろく出できぬる時
- 一家団欒の幸福—たのしみは妻子むつまじくうちつどひ頭ならべて物をくふ時
- 他人からの評価—たのしみは物をかかせて善き価惜しみげもなく人のくれし時
- 春秋の日和—たのしみは空暖かにうち晴れし春秋の日に出でありく時
- 清々しい発見—たのしみは朝おきいでて昨日まで無かりし花の咲ける見る時
- 「はかなごと」に遊ぶ—たのしみは心にうかぶはかなごと思ひつづけて煙艸すふとき〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より