スピティの谷へ
著者
書誌事項
スピティの谷へ
新潮社, 2001.5
- タイトル別名
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Into the Spiti Valley
- タイトル読み
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スピティ ノ タニ エ
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内容説明・目次
内容説明
近年まで外国人の入域が禁止されていたスピティは、インド最北部、標高約4000メートルに位置する聖域だ。少年は6歳で出家し、少女は堆肥や燃料用に家畜の糞拾いをする。段々畑、家族総出の農作業、恋が燃え上がる祭り。家族の濃い絆と篤い信仰心が、懐かしい日本の風景を呼び覚ます。カラー128頁を含む、約3年間の旅の記録。
目次
- 六歳の決断
- ヤネ明けの祭り
- 風を呼ぶ口笛
- 小さな掌
- ふたつの道
- 秋の放牧地で
- 冬ごもり
- 神と人を繋ぐ
- 馬を育む草
- 陰をつくるために
- 心の拠り所
- 郵便配達人
- 母国語を忘れた少女
- 頂の秘めたる恵み
- スピティ的婚姻譚
- 最奧の村で
- 変わるもの、変わらないもの
- ひとりひとりの祈りが
「BOOKデータベース」 より