イプセンの読み方

書誌事項

イプセンの読み方

原千代海著

岩波書店, 2001.6

タイトル読み

イプセン ノ ヨミカタ

内容説明・目次

内容説明

日本の近代において久しく、あの著名な『人形の家』に象徴される社会劇という枠組みに堅く閉じられたイプセン。このイプセンの戯曲の台詞の核心に踏み込み、その重層的なありようを素手で自在に解きほぐし、いま二十一世紀に解き放つ。原典をノルウェー語から全訳した著者ならではの、芝居の本音の面白さがいたるところから吹き出す、渾身の書き下し四〇〇枚。

目次

  • イプセンの面白さ
  • セリフと対話
  • イプセンの戯曲
  • 『幽霊』のセリフから
  • イプセンのリアリズム
  • ノーラが踊るタランテッラ
  • 『野鴨』の対話
  • 『野鴨』の象徴性
  • 『ロスメルスホルム』とフロイト
  • 象徴劇『海の夫人』
  • ヘッダとピストル
  • イプセンの作劇術
  • イプセンの創作理念
  • イプセン略伝
  • 人としてのイプセン
  • 老いらくの恋
  • 自画像劇『棟梁ソルネス』
  • 『小さなエイヨルフ』の劇構造
  • 『ヨーン・ガブリエル・ボルクマン』
  • 告白劇『あたしたち死んだ者が目覚めたとき』

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BA52423237
  • ISBN
    • 4000221108
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vii, 267p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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